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東京・目黒区の銭湯「亀の湯」

仁義廃れば銭湯廃る、銭湯廃れば人情廃る。

亀の湯・他浴場との差別化

差別化と大げさに言うことではないのですが、当浴場は現在の経営者で三代目(約70年)になります。
昔より、「今までと出来るだけ変えない」という考え方で経営をしてまいりました。
大きく変わった所と言えば、度重なる地震によって煙突に亀裂が入ったため、撤去した時に薪からガスに沸かし方を変更したくらいでしょうか。
したがって、新しい時代について行かず他の銭湯が変えたものを、亀の湯は変えなかっただけと言ってもいいでしょう。
他の銭湯がどんどん時代の波に乗り差別化を図った結果、取り残された当店が他の銭湯と比べて異質になったということで、当店の差別化が生まれました。

■番台
他銭湯はほとんどの場合、受付という場所で料金を払ってから男女別の脱衣所へ入ります。
当店は入り口が男女別になっており、入場していただいてから番台でお支払いをしていただいております。
番台に座っておりますと、脱衣所から洗い場・浴槽までの管理ができます。
お年寄りの多い当店は洗い場で倒れる方の救命率や脱衣所での窃盗を考えますと、番台というシステムを変えられずにおります。
※開店より18:30までは、若旦那が番台を管理しております。恥ずかしがり屋のキューティーハニーは夜の入浴をお勧めいたします。

■番頭
銭湯の表より裏を全て管理する番頭が当店には勤務しております。
通常、下風呂と呼ばれる浴槽の裏におりますが、洗い場の管理やお湯の温度の確認で男湯・女湯共に営業時間内にも出入りいたします。
開店作業から閉店後の掃除や湯の入れ替えまで、銭湯のスペシャリストです。
※先日のテレビの情報では、嘘か誠か銭湯の番頭は全国で2人になってしまったそうです。

■湯温
激熱です。
熱湯風呂に入るためだけに遠方から来ていただくお客様もいらっしゃいます。
よって、当浴場は水出し禁止とさせていだいております。
※湯温計は50℃前後を指しておりますが、実は壊れております。

■井戸水
当浴場は井戸水を使用しております。
熱湯風呂ですがピリピリしません。
お湯の柔らかさを味わっていただけると思います。

■ガリウム石温浴泉
当浴場の浴槽には上記の鉱石が天然の姿で適量入れてあります。
この鉱石に含まれている有効成分の作用によって、湯は天然のラヂウム温泉のようになって入浴されるお客様の美容と健康の増進に大変お役に立ちます。
体調が崩れる原因は色々ありますが、予防と恢復のために当風呂を続いてご利用されるようお勧めいたします。
とは、故・帝大採鉱治金教授石和田章三博士のお言葉。
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